ギャンブルをテーマにしたおすすめ映画・テレビドラマ
銀幕が発明され、その後テレビが登場して以来、ギャンブルはたくさんの映画やテレビドラマのテーマとなってきました。モンテカルロで大儲けする負け犬や、ギャンブルに溺れて失敗することが運命づけられている狂気の計画に巻き込まれる主人公など、ギャンブルが生み出す魅力にはつい取りつかれてしまいます。
この記事では、おすすめのギャンブル映画とテレビドラマをご紹介します。有名なハリウッドのアクション映画や、日本ではあまり知られていないテレビドラマを取り上げます。ギャンブル関連のエンタメをお探しの方には打ってつけなので、ぜひ要チェックです。
ひとつだけお断りしておきますが、以下にご紹介する作品では、何らかの形でギャンブルが登場しますが、ただし、作中で大きな比重を占めているわけではありません。場面や台本上、ギャンブルがテーマになっている作品を選び、それを踏まえて記事をまとめてみました。ではご覧ください。
映画『カジノ』
1995年に公開された映画『カジノ』は、ベストギャンブル映画ランキングには必ずしも入らなければならない名作です。ギャンブルを題材にした映画で最も有名なもので、マーティン・スコセッシ監督のアカデミー賞受賞作品でもあります。ロバート・デ・ニーロとシャロン・ストーンが出演し、マフィアの下手人とカジノのボスの実話を基にした本作には、大物ハリウッドスターが勢ぞろいしています。ラスベガスの雰囲気を忠実に再現した、史上最高のギャンブル映画のひとつで間違いないでしょう。
映画『オーシャンズ11』
2001年に1作目が公開されて以来、オーシャンズ・シリーズ(オーシャンズ8、11、12、13)は、総額およそ14億1600万ドルの興行収入を記録しています。『オーシャンズ11』は、ダニー・オーシャンを中心に、ラスベガスの著名な3つのカジノから金を盗もうとするグループの犯罪物語です。これほど多くのA級ハリウッドスターが登場し、ストーリーにも工夫が凝らされている作品はなかなかありません。ギャンブルをテーマにした映画を見たい人には断然お勧めします。
映画作品は、ヒットすれば、巨額な収益を上げることができますが、一方で、ギャンブルを題材としたテレビドラマは、昔から世界中の視聴者に人気があります。Only Fools and Horsesのデリック・トロッターが、ボイシーをポーカーで負かすシーンをご存知の方はいますか?いま思い出しただけで、思わず笑みがこぼれてしまいます。ギャンブルはまた、多くの演劇において緊張感や陰謀を生み出し、人間の最悪の部分を引き出す仕掛けとして用いられてきました。
テレビドラマ『Cracker』
ジミー・マクガバンの『Cracker』においては、ロビー・コルトレーンは最高のアンチヒーローを演じました。彼は、不愉快、反社会的な大酒飲み、しかも女たらしのギャンブラーであったことから、視聴者を驚かせ、それと同じくらいにイライラさせるキャラクターです。エドワード・「フィッツ」・フィッツジェラルド博士は、非常に冷酷な犯罪者の思考を読むことができますが、私生活では波乱万丈だそうです。
テレビドラマ『Luck』
デヴィッド・ミルヒ(ヒル・ストリート・ブルース、NYPDブルー、デッドウッド)は、間違いなくHBO局でこの名作ドラマを作り上げるにあたり、回復中のギャンブラーとしての経験を最大限に活用しました。ミルヒ氏は、自身の職業人生の中で、ギャンブル依存症を”最も高くついた研究期間”と言い表しましたが、それが如実に表れています。5人のスターを起用した本作は、競馬の世界の内側を非常に魅力的に描いています。